新数学PlusEliteってどんな参考書?
みなさんは新数学PlusElite(以下、プラエリ)という参考書をご存知ですか?
一言で言うと「数学マニア向け」の受験用参考書です。
なぜ「数学マニア向け」なのか。
公式の証明や、その使い方・考え方が非常に丁寧に記載されているからです
特に数Ⅲのプラエリは抜群にオススメです。
みなさん高校の授業でこんなことを言われた経験はありませんか?
「ロピタルの定理」は証明していないから使えません
発散速度ってナンスカ??
なーんてことはありませんか?
確かに、教科書には「発散速度」や「ロピタルの証明」なんてどこにも載ってはいません。
ただ、ナンとなく高校生も知識としては知っているんですよね。だけど、証明は確かに見たことはない
そこで、この「プラエリ」を活用するんです。
数Ⅲに出てくるあらゆる公式が証明されていて、教科書や授業でボヤかされていた部分がスッキリ綺麗な状態になります。
そもそも、上に書いた「ロピタルの定理」を始めとして、受験には使用がご法度とされている定理がしばしば登場します。 ただ、それらがなぜ使用禁止なのかって言うのはキチンと説明されてはいないんですよね。
そういうお悩みは全部プラエリにお任せ!
そのくらい詳しく丁寧に書かれています。本当におすすめです。
プラエリは数Ⅲのあらゆる疑問を解消してくれる神参考書
具体的には誰が読むべきなのか
そんなオススメするなら、受験生全員が読んだらいいのでは?
という疑問が思い浮かびますよね。
本当はこれに自信満々に「YES!」と答えたいところですが、答えは「ゴリゴリにNO!」です。
先程プラエリは「数学マニア」向けの参考書という話をしましたが、具体的に人が読むべきかを整理しておきましょう。
・偏差値65以上で、概念理解を深めて数学を勉強したい人 ・数学の辞書が欲しい人 ・教科書以上の説明が欲しい人 ・教員 ・駿台生 ・数学科志望の受験生
ざっとこんな感じでしょうか。
特に上にマーカーを引いたように、教科書以上の説明が欲しい人には他の網羅系参考書に比べて、断然プラエリがお勧めと言えます。
教科書以上の説明が欲しい人、数学的理解を深めたい人
他の参考書との差別化はどう図るのか?
既述の通りは、プラエリの魅力はとにかく丁寧な説明と解説にあります。
では、他の参考書と比べた時に見えてくる弱点はなんでしょうか?
それは問題演習量の少なさです
有名どころでいうと、青チャートやFocusGoldに比べると、やはり問題量という点においては負けてしまいます。プラエリにも演習問題は掲載されているのですが、他の参考書のように例題と演習問題が「一対一」の構図になっていないので、演習中心で参考書を選ぶ受験生には不向きと言えます。
演習中心ならチャート式、解説中心ならプラエリと言う住み分けを意識!
様々な網羅系参考書の比較記事は以下を参考にしてください。
関連動画
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一緒に解きたい問題集
そんなプラエリと一緒に使いたい問題集を紹介しておきます。
レベル的にもちょうどいいと思います。
やさ理の兄貴みたいな感じですが、大分難しいのであまり背伸びはせずに・・・
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