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【やさしい理系数学は「やさしい」のか?】参考書のレベルや使用時期を徹底解説します。

難関大学受験用
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そもそも、やさしい理系数学とは?

やさしい理系数学は予備校大手の河合塾講師の三ツ矢和弘先生が執筆した問題集です。

名前の「やさしい理系数学」とは裏腹に、掲載されている問題の難度は激ムズであることは非常に有名な話です。

ただ、厳選された問題豊富な解説は難関大学を目指す理系受験生の心を鷲掴みにすること間違いなしなので、当サイトで初めて知った人は最後まで読んだ上で購入の検討をお願いします!

内容と特徴

[内容]
まず、使用対象者は理系受験生に限定されます。

問題は東京大学や京都大学、早稲田や慶応といった難関大学の過去問や自作問題を含めて全200問掲載されています。

数学1A〜3(C)までの問題を扱い、かつ複合問題ばかりなので学校や塾などで一通り高校数学を学んでから取り掛かるのが良いでしょう

また、問題の難易についてですが、どの問題も当然のことながら難度は高くかなり捻られています。
なので、白チャート黄色チャートのような典型問題が多く載っている参考書から移行すると壁の高さを痛感すると思います。

[特徴]
この問題集の特徴はなんといっても別解の豊富さでしょう。

別解を考えるというのは、数学力を伸ばしていく上で非常に大切な要素になります。

しかしながら、一般的な問題集・参考書や学校の授業ではあまり別解に触れてくれません。
あったとしても。それは「別解があることが有名」な問題の解説のみに登場したりします。

なので「考え付かなかった!」「こんな考え方あるのか!」といった発見や驚きはあまりありません

その点に置いて、このやさ理は別解が豊富に掲載されており、しかもその別解が1通りではなく、
多いときだと[別解1]〜[別解6]まで存在したりします。

なので、数学の見方を広げたい人にはお勧めの一冊です。

ここで1問例題を見てみましょう。
この問題を見て、皆さんは何通りの解法が思いつくでしょうか?

受験生なら2通りの解法が思いつけば十分だと思います。

しかし、このやさ理はなんと6通りの解法が掲載されています。

もちろん、全ての解法で解ける必要はないですが様々な解法で問題が解けると模試や定期試験で手詰まりを起こしにくくなります。

特に数学を武器に受験を戦いたい人には必須の一冊といえます!

使用時期とレベルについて

使用時期については、概ね受験期間の夏頃〜秋頃で良いと思います。

特に夏休みは勉強の時間が沢山取れるので、1問1問じっくり演習を積むと良いでしょう。

ただ、先ほども書きましたが、この問題集は非常にレベルが高いので、普通の理系受験生にとってはオーバーワークになる可能性があります。

対象とするレベルは数学の偏差値が60以上は欲しいところです。
難しい問題集の誤った使用方法の一つに「分からなかったらすぐ答えを見る」というものがあります

誤解されないように補足をしておきますが、「答えを見ること」=「悪い」ではないんです。

問題の問うている内容や背景が全く見えない状態で解法を読んでも、それはただの暗記をしているだけなので、あまり数学的な能力を育成しているとは言いません。
なので、そのような人はやさ理を使ってもあまり効果的ではありません。

なので、ある程度自分の回答が記述できるけど、最後の答えにたどり着く為に必要なほんの少しの閃きアイデアが足りない人はやさ理効果ありだと思います。

併せて使いたい参考書

やさ理と併せて学習に使用できる参考書として次の2つを紹介します。

まず1つ目が、数研出版より出されている青チャートです。
                
青チャートは、チャートシリーズの中でも基礎〜応用を網羅した万能型の参考書になっているので、
やさ理で学習を進め、躓いた時に振り返ることができる一冊です。

また、やさ理に取り掛かる前に一度は触れておきたい参考書でもあります。

理系学生の中で偏差値55以上の大学を狙うなら持っておいて損はしない参考書です。

2つ目は、FocusGoldです。
                

青チャートに比べると知名度こそ無いものの、「別解」は多く掲載されていてやさ理に挑む前に一度でも触れておくと、問題の見え方は大きく異なると思います。

ただ、上の2つは、受験勉強で使用するときはどちらか1冊で良い思います。

気に入った方・評判が良い方を使ってみてください。
今回の記事で「やさしい理系数学」が気になった人は下記添付のリンクから購入お願いします!

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