旺文社-基礎問題精講
旺文社から出版されている名著「基礎問題精講」
ページ数：約300P
特徴：・解説がとにかく丁寧
・問題が平易なので独学にも適している
・解法の基礎が詰まっている
お値段：1500円前後構成自体は
例題 → 解説 → 類題
とオーソドックなものですが, 初学者や数学に伸び悩んでいる人にとっては丁寧な解説があるので学習の支えになると思います.
ただし, これを何周回しても演習量は足りないのであくまでキッカケの１冊だと思ってください.
大学入試攻略数学問題集
河合塾から出版されている「大学入試攻略-数学問題集」
ページ数：約230Pと薄くて取り組みやすい 特徴：2022年の入試から問題が厳選されているので使い回しがない 新品でも1000円前後と非常に安価!!
全部で153問の問題が掲載されています.
あくまでも「演習用」なので現段階である程度基礎演習が終わっている人が短期間で取り組む問題集です.
なので,「学校の授業でまだ数学IIIが全部終わってない」「数学１Aちょっと忘れてるかも」みたいな人は一旦基礎演習に行った方が良いです!
国公立大学だけでなく私立大学の問題も掲載されているのでバランスは良いですが…
解説が簡素なので,1問ずつに詳細な解説を求める人にはあまりオススメできないです!
とにかくスピードを重視して演習するならオススメですよ
理系の良問プラチカ数学III
河合塾から出版されている「理系数学の良問プラチカ数学Ⅲ」です.
ページ数：圧倒的に薄い32P
問題数：76問
特徴：数学Ⅲの問題のみに絞ってあるので,かなり少数精鋭.上にも書きましたが,とにかく問題数が少ない!!
しかし一問一問は難関大学から過去に出題された良問・難問たちばかりです.
1番オススメの使い方としては表紙にも書いてありますが
「１日２問,2ヶ月完成」
ですが, 夏休みのような長期休暇にはもう少し分量を増やして取り組んでも良いかと思います.
例としては「1日５問×15日」で一周できますよね!!
問題の難度を考えると少しハードにはなりますが,折角の長期休暇ですので奮起してみてください.
＜注意点＞
使用上の注意点については,問題難度については前述のとおり「難しい」ので「問題を見て全く解法が思い浮かばない」「数学Ⅲを履修したばかり」のような人にはオススメしません.
厳選!大学入試数学問題集文系142
河合塾から出版されている「厳選!大学入試数学問題集文系142」です.
問題数：題名の通り142題 難度：標準〜やや応用 特徴：文系に特化した問題集(なので収録は数学1A2B)
今回は敢えて理系ではなく文系の方を紹介しようと思います.
文系ver.だからといって対象を文系の生徒に限定しているのではありません.
理系の中にはこんな人いませんか？
そもそも数学1A2Bの実力あるんだろうか…??
もう既に学んでいる分野について「正しい理解ができているか」,「応用を効かすことができるか」などを知るためにはちょうど良いレベルの問題だと思います.
同じ系統の問題集にプラチカ1A2B（文系・理系）がありますが,プラチカの方が問題量が多く,難しいので単純に時間がかかり過ぎてしまいます…なので,手早く実力の確認をするためなら「厳選!大学入試数学問題集文系142」がオススメです!!
大学入試標準レベル 実戦演習問題集 文理共通数学
最後にあまり知名度は高くないが非常に良書な「実践演習問題集」を紹介しようと思います.
問題数：全12回 ページ数：116P 特徴：実際の試験のような問題構成になっている
ここで初めてこの本を知る人も多いと思うので説明しようと思います.
この問題集の最大の特徴は「実践的である」ことです.実践的とは何かというと,通常の問題集は利用者が学習し易いように分野別に並んでいることが多いですが,この本の場合は実際の試験と同様に問題は分野がバラバラで出題されています.なので「飽き性の人」にはもってこいの一冊です.
問題の難易度については,受験レベルにおける「標準」であるので,演習期ではない夏においては「やや難」くらいの問題に感じることをあると思います.しかし,この本を夏のうちにやっておくことで,今の自分の苦手分野や解法の選択肢の少なさを知ることができ,秋以降の対策方法を考えることができます.
解説も丁寧なので自学自習にも向いています.
少し分野別の勉強に飽きた人は気分転換に「買ってみてください!!
まとめ
残り少ない夏休みを有意義に使ってくださいね！！
ただ、同じ問題集や参考書をずっと使っていて,段々飽きてきた人はここらで気分転換をすることも必要だとは思うので上記に挙げたもの以外にも当然良書はたくさんあるので是非書店に足を運んでみてください!!
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