“ドラゴン桜”について
みなさんは「ドラゴン桜」というドラマを知っていますか?
2005年に元NEWSの山下智久さん、2021年には元欅坂46の平手友梨奈さんが主演を務めました。
知らない人のために簡単なあらすじを説明すると
偏差値30の落ちこぼれ高校生が"一生懸命"勉強をして東大に逆転合格する
というお話です。この話を見ると、なんとなく勉強のやる気が出て頑張れます。
特に1期の山Pは異常にイケメンな気がしますし、
新垣結衣さんのギャル姿も新鮮です。
ドラゴン桜を見た受験生の反応は?
受験生の方はドラゴン桜を見ると、当然次のような疑問を抱くわけです
そんなこと出来んのかよ!
無理とは言いませんが“難しい”ですよね。でも、心のどこかで思うわけです
私も東大合格できるかもしれない
理一の定員1000人とかマジで入れそうで草
英語は踊りながら覚えればいいし、数学は詰め込めばいいんやな
そして模試で突然志望校の欄に「東大理一」なんて書いてしまうわけです。
そして返却された模試をみて、東大の難しさを痛感するんですよね。
模試を受けると東大の壁の高さを実感する(結果は普通にE判定)
ただ、自分の「東大志望」というのが「冗談」と理解できている人は、一回キリのおふざけで済むんですけど、中には自分が元々東大志望であったかのように東大受験にのめり込んでいくタイプの人がいるんです。
終いには東大に入りたくなっちゃって「何浪もする」みたいな結末をむかえる受験生も少なくはないです。これは偏見ですが、そういう人は駿台予備校に多い印象です。
これを俗に“ドラゴン桜症候群”と、主に私が呼んでいます。
ドラゴン桜症候群にならないために
「ドラゴン桜症候群」にならない為にはどうするべきか、その答えは至ってシンプルです。
志望校の変更は無闇にしないこと
これに尽きると思います。
なぜかというと、中学にしろ高校にしろ大学受験を意識したタイミングで「志望校」をどこかしら決めると思います。 その段階で、例えば「東大」という固有名詞が一度も過らなかったのなら、アナタは東大に行きたいなんて潜在意識では微塵も思っていないんです。 なので、後から取ってつけたような薄っぺらい理由で東大受験を志しても気持ちなんて付いて来るわけが無いんですよ。(これは他の大学にも同じことが言えます)
自分の実力を自覚した上で、適切なレベルの志望校を目指し頑張ってください。
余談ですが・・・
模試の適切な活用方法をここで書いておこうと思います。
みなさんが模試で気にしていることはなんですか?
もちろん大学の判定ですよね?
それも大事なんですけど、もっと大事なことは「各単元的の出来」です。
模試は偏差値バトルを繰り広げるための道具では無いので、今の段階での「得意分野・苦手分野」をしっかりと把握し、苦手分野に対しては適切な対策を講じていくべきです。
なので、たまたま得意分野で高得点を出すことができて、そこで慢心して、苦手分野の対策を御座成りにしていると、次の模試で痛い目で見ることがあります。
「思わぬ高得点が出た時」と「予想を下回る出来」の時は特に模試の結果から、自分の特性を読み解いて対策を立ててください。その時に役に立つ各参考書は他記事を参考にしてください。
模試で大事なのは単元ごとの出来.
8月にいかにダレずに踏ん張れるかが勝負です。頑張れ受験生!
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