赤本とは大学を受験する時に使う各大学ごとの過去問(3年〜7年)が掲載されている参考書改め, 本です. 志望大学にもよりますが、赤本を使うことは受験勉強の戦略を立てていく上でも非常に有益なので,現在勉強方法に若干迷走していたり, やることが整理できていない人はこの記事を参考にしてください.
赤本の使用時期
赤本の使用時期は大きく分けて次の3通りの使用時期があります.
- 高3の11月
- 浪人の7月
- 全受験生の2月
高3の11月
・演習量が増える時期なので、志望大学の赤本をチェックすることで頻出単元を知ることができ、適切な勉強計画を練ることができる. ・個別試験の問題レベルを知ることで、必要な記述力や計算力を知ることができる.
偏差値が同じ大学でも問題レベルは全く違うこともあるので、赤本は早めにみた方がいいですよ
浪人の7月
・予備校生・宅浪生関わらず、モチベが下がり始める時期です. ここで赤本を注入しておくことで、現時点の自分と大学とのレベル差を認識しておくことは重要なことでしょう. ・乱心して参考書を買い漁り、本屋のようになる前に「必要な単元」を予め確認してピンポイントでの対策を視野に入れるためにも赤本を読んで頻出テーマを確認することは有益です.
何でもかんでも問題を解けばいいってもんじゃないでしょうに
全受験生の2月
受験期直前は解き直しも含めて最終確認です
赤本を使う意義
高3も夏を過ぎると大半の高校が授業内で教科書の内容も一通り終わり、本格的に演習を行っていく時期になります.
塾や個別指導など特に利用していない人は自分で大学受験の対策を立てていかなければいけないのですが、闇雲に参考書や問題集を使っていても時間の浪費になってしまいます.
では何が大切なんでしょうか?
それは、志望大学の問題の傾向を知ることです.
大学の個別試験の問題は、予備校が作る模試とは異なり大学ごとに出題される問題が違います.
ここで東京大学の過去9年間の出題傾向を見てみましょう.
この赤字部分を見ると、東大には「整数」が頻出分野であることがわかります。
その他にも「確率や数列、微積分」といった高校数学の代表的な分野がほぼ頻出となります。
「え、じゃあ結局ほとんど頻出だし、これで何かわかるの?」
確かに一見何も収穫がないように見えて、わかる事はありますよね。
東大は数学全分野に対して高いレベルで満遍なく演習を積む必要がある
そんな中でも、毎年必ず出る「整数」に関しては、東大受験をする以上避けては通れません.なので、今の段階で苦手意識がある、演習が積めていないという思いがある人は逃げずに対策を立てた方がいいことが分かります。
もし、まだ赤本で志望大学の出題傾向を確認していない人がいたら、早めに見ておきましょう!
問題集として使うことは可能なのか?
答えとしてはNO!です.
問題と解答、簡単な解説はついていますが、あくまでも傾向と対策を立てるために使うことをお勧めします.
やはり、問題演習自体は演習系の問題集を使うのがいいでしょう.
赤本はモチベに繋がる
最後に気持ちの面の話をしますが、赤本を買うことは勉強のモチベにつながります.
自室の本棚に一冊赤本があるだけで, 目指す先が明確になりやる気が出ます.
今、モチベが下がってきている受験生は、赤本を買ったり、読み直したりして今一度「この大学に行きたい」という気持ちを思い出しましょう!
モチベが上がるなら手段を選ぶな!
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