
受験勉強を始めるとき、多くの人がぶつかるのが「塾選び」の壁。
「とりあえず大手予備校に行けば安心?」 「個別指導なら面倒見が良さそう…でも成績って上がるの?」
結論から言えば、「どちらが良いか」ではなく「自分に合っているか」が最重要です。
今回は、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説しながら、あなたに合った塾の選び方を紹介します。
大手予備校の特徴とメリット
✅ 特徴
大手予備校(駿台・河合塾・東進・代ゼミなど)は、全国規模で展開しており、大学受験に特化した講義・模試・情報を提供しています。
✅ メリット
- 情報量が圧倒的
→ 各大学の出題傾向・合格ラインなどを詳細に分析。 - 実力派の講師陣
→ 全国レベルのプロ講師が担当。分かりやすさに定評あり。 - 周囲のレベルが高く、刺激になる
→ 自然と競争意識が生まれる。 - 模試やカリキュラムが充実
→ 計画的に勉強を進めやすい。
大手予備校のデメリット
- 授業が一方向(講義形式)
→ 質問がしづらく、理解の遅れに気づきにくい。 - 自走力が求められる
→ 自分で復習・計画管理ができないと厳しい。 - 生徒一人ひとりへのフォローが薄いことも
→ 成績が伸び悩んでも気づかれにくい。
個別指導塾の特徴とメリット
✅ 特徴
1対1、または少人数での指導が中心。生徒一人ひとりの進度や理解度に合わせて授業が進みます。
✅ メリット
- 理解度に合わせたオーダーメイド授業
→ 苦手な単元を重点的に学べる。 - 質問がしやすい・つまずきを放置しない
→ 理解の遅れをすぐに修正できる。 - モチベーション維持をサポートしてくれる講師が多い
→ メンタルケアも含めて伴走してくれることが多い。
個別指導塾のデメリット
- 講師の質にバラつきがある
→ 大学生アルバイトが担当することもあるので要チェック。 - 学習計画が緩くなりがち
→ 自分で目標管理をしないと成果が出にくい。 - 指導範囲が限られることも
→ 全教科をまんべんなく対応できるかは塾による。
どんな人にどちらが向いてる?

🎓 大手予備校が向いている人
- 自主的に勉強できるタイプ
- 競争環境で燃えるタイプ
- 難関大志望で、専門的な対策を求めている人
✏️ 個別塾が向いている人
- 勉強の習慣がまだついていない
- 苦手科目がハッキリしている
- 一人だと勉強を継続できないタイプ
迷ったときのチェックリスト
- 自分は一斉授業に集中できる?
- わからないことを自分から質問できる?
- 勉強のスケジュールは自分で立てられる?
- 成績が伸び悩んだとき、相談相手が必要?
このあたりを自己分析すると、自分に合った塾が見えてきます。
まとめ:大事なのは「相性」と「目的」
「有名だから」「みんな行ってるから」ではなく、あなたの現状と性格、そして目標に合った環境を選ぶことが、合格への一歩です。
塾は“受験の相棒”です。信頼できる相棒を選んで、最高のスタートを切りましょう!
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