大学受験にはさまざまな受験方式があります。それぞれの特徴や対策の仕方が異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。ここでは主要な4つの受験方法を紹介します。

① 一般受験(一般選抜)
最もオーソドックスな受験方法。多くの受験生が挑戦するのがこの「一般受験」です。大学が実施する学力試験(筆記試験)を中心に、合否が決まります。
- 特徴:
・主に共通テスト+大学独自の試験(2次試験)で評価
・学力勝負。内申点の影響はほとんどなし
・複数校に出願できるので、併願がしやすい - 向いている人:
→コツコツ学力を伸ばしてきた人、選択肢を多く持ちたい人

② 指定校推薦(指定校制推薦)
高校が大学から「枠」をもらい、その枠に応じて推薦する制度。校内選考を通過すれば、高い確率で合格します。
- 特徴:
・主に書類審査+面接(学力試験なしのことが多い)
・高校での評定(内申点)が重視される
・一度出願すると「辞退できない(専願)」のが基本 - 向いている人:
→内申が高く、志望校が明確な人。早く進路を決めたい人
③ 公募推薦(公募制推薦)
大学が全国の高校生を対象に「公募」する推薦。誰でも応募できるが、試験や面接が課されることが多いです。
- 特徴:
・大学により、書類審査・小論文・面接・学力試験など組み合わせ自由
・指定校と違って、学校推薦枠に縛られない
・専願・併願どちらの方式も存在する - 向いている人:
→評定もそこそこあり、試験・面接に自信がある人

④ 総合型選抜(旧AO入試)
学力だけでなく、個性や意欲・活動実績を評価する入試。自己推薦型とも言われます。
- 特徴:
・書類(志望理由書・活動報告書など)+面接・プレゼンなど多様な選考
・学力試験が課されないことも(ただし共通テストが必要な場合あり)
・早期から準備が必要(夏~秋に出願開始) - 向いている人:
→明確な志望理由があり、自分の強みをアピールできる人
まとめ:受験方法の選び方
💡 ポイントは「自分の強み」と「進路の明確さ」。
どれが有利かではなく、「どの方式が自分にフィットするか」で選ぶことが大事です。
「学力に自信がある」なら一般、「早く進路を決めたい」なら推薦・総合型も視野に入れて戦略を立てましょう!
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