
疲労はどこからやってくる?

あ〜最近疲れてるな〜
と思っている受験生も多いのではないでしょうか?
特別運動をしているわけでもないのに,
・なぜか体がだるい…
残りの受験期間を駆け抜けなきゃいけないのに
・最近あんまりやる気が出ない…
など,注意が散漫になっている受験生を見かける気がします.
それ
脳が疲れてます.
「疲れ」は酷使した体ではなく,体の調整機能(=視床下部)が疲れている時に現れます.
この調整機能の負担が増大すると自律神経が大きなダメージを受けてしまいます.
最悪の場合は自律神経失調症のような症状として体に表れることもあります
主な症状としては
・睡眠障害
・頭痛の発症
・肩こりや体のダルさ
・便秘や軟便などの消化器官の不調
・鬱のような症状
などが挙げられます…
う〜〜ん,受験勉強の敵になる要素しかない!!
でも・・・
疲れさせないようにするには「ボーーっ」とするしかない・・・
それでは周りの受験生に負けてしまうので,勉強しないという選択肢は取れません!!
なので,以下では如何にして疲れた脳を回復させるかを考えていきましょう!!
1.脳を休ませる方法

究極の方法をお伝えします.
冷たい空気を吸ってください!!
「は???」と思う人が大半だと思います
が, 皆さんが色々と頭を使って考えている時,脳内神経はかな〜り熱を帯びています.
なので,脳を休めようと思ったら冷やしてあげるのが1番です!!
だからといって頭に冷水ぶっかけたりしても体感的に寒くなるだけで,その冷水は脳内まで浸透してはくれません.

ではどうやったら冷えるんだい?
という疑問が思い浮かぶでしょうが,それは簡単です.
外気温を下げましょう!!
調整機能を有する視床下部は鼻の奥の鼻腔の上にあります.
そこを冷やすためには,外から水をぶっかけるのではなくて,鼻から冷んやりした空気を吸ってあげれば冷えますよね?
ということで,脳を休めるためにはまず部屋の室温を下げましょう!!
そのときの適正温度は22℃〜24℃が適温と言われています.
脳を休める=脳を直接冷やしてやる
ちなみに,勉強中もそのくらいの室温だと良いらしいですよ!!
(※かなりのハードワークとパフォーマンスを求められる外資系企業の室温は大体23℃と言われているそうです.)
気合いや根性だけでは作業効率は上がりません…
作業効率UPのためにも環境構築(冷んやりお部屋)にも気を配ってみよう!!
2.しっかりとした睡眠を!!

昔の受験の格言に
「四当五落」
というものがあります.
これは,「4時間しか寝ない人は合格できて,5時間以上寝ている人は不合格になる」という受験戦争が特にハゲしかった時代に言われたものです.
うん,時代に合わない!
この格言も現代では通用しませんよね…
なんてったって睡眠不足だと自律神経に異常をきたして学習の効率がDOWNしてしまいますから・・・
なので,皆さんにはたくさん睡眠をとって欲しいんですけど,
その時にも効率良く脳を回復させる睡眠方法があるので,それを紹介しておきます.
寝てるときの室温も22℃〜24℃にしましょう!
え?流石に寒い?
ですよね・・・なのでこんな対策をしてみましょう.
冷やした部屋で冬用布団をかぶって寝てみる!!
そうすると,
・鼻からは冷んやりした外気を吸って脳を休められる
・冬用布団で身体は温められる
の一石二鳥ですよね!!
睡眠の時にこそ脳を最大限休めるために,やれることはやっておきましょう👍
寝る時も室温は22℃〜24℃(寒ければ24〜26℃)
3.生活習慣を整えること

最後に耳が痛い話ではありますが・・・
変な疲労やストレスを脳に与えないためには規則正しい生活が1番です.
そこで意識をしておきたいことは,
毎朝決まった時間に起きて,太陽の光を浴びる時間を一定にしましょう!
睡眠を誘発するメラトニンは,朝起きて目に光を入れてから約16時間後に活性化してきます.
また,朝日を浴びることは体内時計のリセット効果もあるので,ここだけは注意しておきましょう.
高校生あたりだと,夜型の人の方が多いと思います.
もちろんそれで生活ができる環境(例えば通信制や定時制,宅浪生)に属している人はそれでも大丈夫なんですけど,全日制の高校に通う生徒は朝から授業があるので,そこに合わせて睡眠のサイクルを作っていきましょう.
毎朝起きる時間を一定にしよう
まとめ!!<脳の休息3原則>
勉強の効率を上げるために脳の疲労回復は最重要!
ということで覚えておいてほしい6点をまとめてきます!!
・室温は22℃〜24℃(寒ければ24℃〜26℃)
・寝る時も涼しいと尚良い!!
・就寝時は真っ暗がりそう
・就寝直前スマホやタブレットの利用はNG
・就寝直前の入浴は避け,熱湯には浸からない
・毎朝決まった時間に起きて,朝日を浴びる
ここからまだまだ受験期間は続きますので,脳に負荷をかけすぎて自律神経がやられることがないように!
最後になりますが…
脳の神経細胞の疲れを抑えるのに鶏の胸肉が非常にオススメなので,疲れを感じた時には胸肉を使った料理などを食べるといいでしょう!!
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